神経衰弱について

神経衰弱とは
神経衰弱は心身の過労などにより、刺激に対して過度の消耗感が共存する状態です。ふつう神経質が体質性であるのと異なり、獲得性のものとされるが厳密な区別はありません。主症状は精神作業力低下、注意・思考の散漫、記銘減弱感、決断力低下、焦燥感、疲労感、脱力感、不安感、不眠、食欲減退、手指の震えなどがあります。

神経衰弱の症状
神経衰弱は、最近ではあまり用いられなくなった名称ですが、「ICD-10」では独立した診断名として扱われています。まず、この障害には2つ病型があります。1つは、精神的な努力のあとに疲労が増強するタイプです。仕事を成し遂げられなくなったり、日常的な作業をする能力が低下したりします。精神的に疲れやすく、つい関係のないことを考えたり、連想したりして物事に集中できなくなるのが典型です。

もう1つのタイプは、何か努力をしたあとに体が疲れ、激しく体力が消耗するものです。筋肉に痛みを感じ、休んでいてもくつろげない感覚を伴います。

これら2つのタイプには、共通点も多く見られます。例えば、めまい、筋緊張性頭痛、全身の不安定感など、さまざまな不快な身体感覚です。患者さんは、精神的・身体的症状が悪化することを心配し、本来であれば楽しいことも楽しめず、満足感や快感を得られなくなります。また、軽度の抑うつと不安を抱える人も多く見られます。睡眠も障害され、眠りにくくなる人がいますが、逆に睡眠過剰が目立つ人もいます。

神経衰弱の予防方法
神経衰弱の予防方法は、一番重要なのはリラックスできる体をつくることです。
(1)力を抜く意識をもつ
背伸びをグ〜っとして、力をぬいたり、「力を抜く」と紙にかいて目に着くところに貼っ  ておくなどの方法です。
(2)お腹を温める
お腹を温めることで、内臓も活発に動きだし、よいものは吸収し、わるいものは外にだしてくれるようになります。健康を保つためには、非常に大事な部位です。
(3)腹式呼吸をする
鼻から息を吸い、吸った2倍の時間をかけて吐きます。呼吸は、吐くことを意識するとしっかり酸素を取り込めるようになるので、まずは吐く意識をもつようにしてみてください。